型落ち14年のHHKB Pro2は今買うべきなのか?
こんにちは。
前回に引き続き、今回もHHKBのことについて書いていこうと思います。
タイトルの通り、今回のテーマは
「型落ち14年のHHKB Pro2は今買うべきなのか?」
です。
えー、結論から言いますと、
「買うべきではない」
です。
言い方を変えれば、買い時は過ぎてしまったと思われます。
では、なぜ私はこのタイミングでHHKBを買ったのか。
(私が買ったものは正確に言えば14年落ちのPro2ではなく9年落ちのPro2 Type-Sですが、5年は誤差の範囲なので便宜上Pro2と同じように扱います。てへ)
それは、前回の記事でも述べたように、Amazonセールで本来の値段よりも1万円近く安く買うことができたからです。
しかし、そのタイムセールも終わってしまった…
現在のHHKB Professional2のAmazonでの価格は、25,300円です。
これは、現行の有線接続モデルのHHKB Professional Classicと同じ価格です。
この二つのモデルの違いは、接続端子にあります。
Pro2の接続端子はMini USB Type-Bです。
Classicの接続端子はUSB Type-Cです。
個人的には、USB Type-C端子をもつClassicをお勧めします。
その理由としては、前回の記事を見てくださった方ならわかると思うのですが、
USB Type-C端子を持っていると、何かと都合の良いことが多いからです。
Type-Cが主流の現代でMini USB Type-Bを使うとなると、不都合なことが多くなってしまいます。
まず、尊師スタイルという、ラップトップにHHKBを乗せるという使い方があるのですが、コードが画面に干渉してしまうことを防ぐためにL字型のコードを使います。
ですが、ラップトップによってUSBポートの位置が違うのでL字型コードが右曲がりなのか、左曲がりなのかを選ばなければいけません。
筆者は間違って左曲りを購入してしまったのでそのまま使っていますが、本来ならば右曲がりの方が余裕を持ってキーボードとラップトップをつなげることができますね。
筆者のように間違った形状のコードを買ってしまうと、別のものをまた買い直さなければなりません。
しかし、Type-Cだったらこの問題は無くなりますね。なんなら、変換アダプタも噛ませなくてよくなります。
USB Type-Cの利点の一つとして、表裏を気にする必要がないということがあります。
表裏を気にする必要がないと、上記のような問題が起きなくなります。
ここまで見てくださった方は、「ほんなら、Classic一択やな!」と思うかもしれません。
しかし、 Pro2にも大きな利点があります。
それは…
USBハブになりうるという利点です。
ClassicにはUSB Type-C端子が1つしかついていません。
なので、マウスをを繋げたいけど端子が足りない場合などはどうしようもありません。
しかし!Pro2ならば端子を1つ消費してしまうどころか増やしちゃえます!
マウスとUSBメモリをキーボードに刺す事ができます!便利!
そして、これはPro2の製品自体の利点ではないのですが…
Pro2側にはType-Sという静音モデルが用意されています。
まさに私が買ったものがそれです。
Classicそのものはおそらく静音モデルではないと思われます(キーストロークが4.0mmであることから推測)し、別途静音モデルが用意されているわけではないので、そこで差別化を図っているのかな?とも思います。
最後に、ここまで両モデル違いを書き連ねてきましたが、私はPro2で十分に満足しています。
しかし、私がPro2を選んだのはたまたま安く買う事ができたからであり、もしも同じ値段で売られていたら、Classicを買っていたと思います。
この記事が皆さんのハッピーハッキングライフの参考になれば良いと思います。